アルコールインクアート初心者向け♪必要材料の種類や特徴

【2022/10/13追記】

アルコールインクアートとは、アルコールインクを無水エタノールなどのアルコールで溶かし広げて描く抽象的なアートです。
インクの広がりや混ざり合いが美しく、完成の正解がないアートなので自由に楽しめるのが特徴です。
海外ではFluidart(フルイドアート)として2014年ころから人気になり、最近では日本でもInstagramを中心に広がってきています。
そんなアルコールインクアートを始める際、必要な基本材料ややり方についてまとめています。

アルコールインクアートに必要な材料4選

・アルコールインク
・アルコール
・用紙
・ドライヤー

1,アルコールインク

主流なアルコールインクは4種ほどあります。
今回はおすすめの3種をまとめました。

コピックインク

コピックインクを選ぶ際のポイントまとめ画像

1つめはコピックインクです。

コピックインクは画材店、amazonなどのネットショッピングで購入することができます。
アルコールインクアートの人気が高まっている最近は、ロフトなど(大型店)でも簡単に手に入るようになってきています。

コピックインクは元々イラストレーターの方が使用されているペン型のインクです。
アルコールインクアートでは、ペン型ではなく、詰め替え用を使用することが多いです。
1本約400円で、カラーバリエーションは358種類もあります。

コピックインクの色を選ぶ際のポイントについてはこちらでまとめています。
コピックインクの選び方

ピニャータインク

2つめはジャカード社のピニャータインクです。

ピニャータインクは海外で人気のインクで、発色が美しいのが特徴です。
ゴールドやパールなどのメタリック系のインクもあり、輝きがすごく美しいので日本でも人気です。
画材店、amazonなどのネットショッピングで購入することができます。

メタリックインクは通常のカラーインクよりも粒子が大きいため、使用する時少しコツが必要です。
特徴を理解して使いこなせるようになると、ゴールドの細いラインを出したり、作品によって使い分け等できるのでデザインのバリエーションが広がります。

メタリックの種類

  • RICH GOLD(リッチゴールド)
  • SILVER(シルバー)
  • PEARL(パール)
  • BRASS(ブラス)
  • COPPER(コッパー)

カメンスカヤインク

kamenskaya(カメンスカヤ)

3つめはカメンスカヤはロシア製のインクです。

パステルカラーで少しマット(ミルキー)な感じの仕上がりになるNシリーズが人気です。
パステルカラーのNシリーズ以外にもMシリーズやAシリーズなどのバリエーションがあります。
どのインクもしっかりと発色し、褪色しにくい顔料インクなのが特徴です。
日本では画材店でもあまり販売されていません。

最近ではBASEなどのショップ(アーティストの方が運営のお店)で購入することができます。

BASEショップ(カメンスカヤ購入先)

海外輸入サイトやネットで1本¥800~¥1,000円ほどで購入が可能です。
送料が少しお高めですが、カラーバリエーションは豊富なので気になる方は海外輸入で揃えるのがおすすめです。

↓Nシリーズのカラーバリエーションはこちらのブログ記事で画像付きで紹介しています。

KAMENSKAYA(カメンスカヤ)インクの特徴と色まとめ

その他インク

最近だと100均(ダイソーやセリア)にもアルコールインクが販売されています。
まずは試してみたい方は購入してみても良いかもしれません。

2,アルコール

アルコールインクを広げるためにはアルコールが必要です。
アルコール濃度は90%以上の高めのものが描きやすいです。

アルコールとひとくくりにしていますが、実は種類があります。

無水エタノール

1つめは無水エタノールです。

無水エタノールは、薬局やamazonなどで購入できるので簡単に手に入ります。

薬局だと1,400円するので、ネットで購入するほうがお得ですね。

IPA(イソプロピルアルコール)

2つめはIPA(イソプロピルアルコール)です。

海外アーティストの方はIPA(イソプロピルアルコール)を使用する方が多いです。
こちらは無水エタノールよりアルコール濃度が高く、お値段もお手頃です。

IPA(イソプロピルアルコール)には毒性があるので使用する際には注意が必要です。

毒性があるため、薬局では購入することが出来ません。

amazonなどにネットショッピングでは購入可能です。

3,用紙

用紙は色々な種類がありますが、主流なのがユポ紙です。
購入はamazonなどのネットショッピングで可能です。

100枚単位などの枚数が多いと割安で購入できますが、まずは試してみたいという方には10枚入りも販売されています。

ユポ氏以外にも、アルコールインクアート専用用紙として販売しているものもあります。
↓こちらはコピック公式が販売しているアルコールインクアート専用の用紙です。

4,ドライヤー

アルコールインクアートに必要な物のラストは、ドライヤーです。

ドライヤーは大きなものからハンドドライヤーなどの小さな物です使用可能です。

まずはご自宅にあるドライヤーを使用することをお勧めします。
そこからどういうドライヤーが使いやすいかを見極めて、ご自身に合った道具を見つけて頂くのが良いでしょう。

また、ドライヤー以外の道具を使って描くこともできます。
使う道具が違うと描けるデザインが変わるので、作品バリエーションが広がります。

その他の道具に関してはレッスンの方でご紹介していますのでご興味があればお気軽にお問い合わせください。

まとめ

アルコールインクアートに必要な材料や道具まとめ

1,アルコールインク・コピックインク
・ピニャータインク
・カメンスカヤインク
2,アルコール・無水エタノール
・IPA(イソプロピルアルコール)※有毒性
3,用紙・ユポ紙
・その他、アルコルインクアート専用用紙など
4,ドライヤーまずは自宅にあるドライヤーを使用するのがお勧め。

基本的に全てamazonなどのネットショップで購入が可能なので、明日からでも試すことが可能です。

アルコールインクアートは完成に正解がない自由なアートなので、何にも縛られることなく楽しむことができます。
日々の疲れや、色々考えていっぱいになった頭の中をリフレッシュすることにも最適(^-^)

楽しんでみてはいかがでしょうか♪

体験レッスンで楽しんでみたいという方には、初心者向け作品が作れる体験レッスンもご用意しております。

何か気になることなどがありましたら、無料問合せから、お気軽にご相談ください♪

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最後までご覧いただきありがとうございました(*^-^*)

YUKO

YUKO

ご訪問ありがとうございます。 アルコールインクアーティストのyukoです。 【何か没頭できる好きなことを見つけたい】 30代に入り、仕事、人生、自分自身にも迷走している時に出会ったのがアルコールインクアートでした。 アート経験は全くなかったのですが、美しさに衝撃を受けてレッスンを受講しました。 絵心がなくても綺麗なアートができる喜び、この感動を皆さんにお伝えしたいと思ったのが教室スタートのきっかけの一つです。 【アルコールインクアートとは】 アルコールベースの油性インクを無水エタノールなどで伸ばし、色の重なり合いや広がりを楽しむアートです。 仕上がりの正解がなく、自由に描くことがでるのも魅力の1つです。

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