購入時に迷うのはもちろん、作品を描く際にも『どのインク同士を合わせれば綺麗に仕上がるか』を考える事になります。このブログでは【優しい雰囲気の作品】と【目を引く鮮やかな作品】を描く際のインク色の選び方とポイントについてまとめています。
アルコールインクアート作品のインク選び
インクの選び方
どの作品もですが、まずは【メインカラー】になるインクを決めることが大切です。
この時に、どのような作品を描きたいかを考えるとメインカラーの選定がしやすくなります。
例①優しい雰囲気の作品の配色方法
インクの色濃度
優しい雰囲気の作品を描きたい場合は、インクの濃度が濃すぎない物を使用することをおすすめします。
ブラウンなどの落ち着いた色でも、濃すぎると強くインパクトのあるアートに仕上がります。
(※アルコールインクアートに慣れてくると、インク濃度が濃くてもアルコール等での調整で柔らかい作品が描けます(*^-^*))
色相
次に、色相が近しいインク同士を合わせます。
色相とは
色相とは色味の違いのことで、赤・青・黄色といった種類を表します。
上の画像は、色を円状に配置した色相環というものです。
画像の中に数字が1~20までありますが、近い色同士を選ぶとナチュラルな仕上がりになりやすいです。
また、同じ赤でも赤紫やオレンジに近い赤などがあります。
そういった近い色を選ぶと馴染みやすいです。
※コピックインクの場合だと、R(レッド)やRV(レッドヴァイオレット)を合わせる。
Y (イエロー)とYG(イエローグリーン)を合わせるなどです。
コピックインクの色の見方まとめ
例②目を引く鮮やかな作品配色方法
インクの色濃度
鮮やかな作品を描く際は、インクの色濃度は濃いものを選ぶことをおすすめします。
さらに【メインカラーの補色インク】を使用するとインパクトがあるアートに仕上がります。
補色カラーとは
さきほどの画像で説明していきます。
1番の(赤)の補色カラーは11番(青)になります。
6番だと16番など、対象的でお互いを引き立てあう色同士の事を補色といいます。
補色カラーは普段のファッションなどには取り入れない(見慣れない)こともあり、使用すると目を引くインパクトのある仕上がりになります。
補色カラーを使用する際の注意点
補色カラーは対照的な色になるので、インク同士が混じりあいすぎると茶色っぽい仕上がりになりやすいです。
色濃度が濃い場合は特にご注意ください。
まとめ
どちらの作品を描く際も、はじめはインクの種類を2~3色でスタートすると失敗しにくいです。
色のパターンや自分の好みの雰囲気を掴んだところで、さらにインクを増やしていくことをおすすめします。
そうすることで、自分の好きな作品の雰囲気を保ちつつ新しい色の発見がしやすいです。
描きたい作品の雰囲気やメインカラーを決め、色相をうまく利用してオリジナルの作品をぜひ描いてみてください♪
インクや作品が増えてくるとどれを使用したかわからなくなるので、使用したインクは必ずメモもお忘れなく(*^-^*)
最後までご覧いただきありがとうございました(*^-^*)
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