ギャラリー26・作品と使用インクカラー紹介

ギャラリーでは「作品に使うインク選びが難しい」「アルコールインクアートを始めたいけどインクはどれを買おう」などインク選びに悩んでいる方の何かの参考になればと思い、作品と使用したインクをご紹介しています。

私も最初はどのコピックインクを買おうかすごく悩んだ経験があります。
358色もあるので迷いますし、せっかくなら自分好みのインク色が欲しいですよね。

また、作品の描き方にも触れています。私の個人的な気持ちや作品の難易度についても書いているので、そちらは流し見くらいでご覧いただければと思います。

アルコールインクアート26

今回は同じインクで描いた2つの作品紹介です。
同じインクでも、インク量やインクを重ねる順番などで作品の雰囲気が変わるのでその違いをまとめています。

使用したインク

E09
Burnt Sienna
バーント・シエナ

顔料としても使用されるシェンナ土をイメージしたインクカラーです。
アース系統の濃い黄褐色で、生命力のある力強い印象をうけます。

体験セット(アースカラー)にも入っているインクです。

w-5
Warm Gray No.5
ウォームグレイ No.5

暖かみのあるグレーです。
ブラウンに近いお色で、くすみ系の作品にはすごく合うお色です。
最近は一番のお気に入りのインクで、どの作品にも少しずつ混ぜて使用しています。
色の濃度も濃すぎず、薄すぎないので使いやすいです。
これから秋めいてくるので、季節を表現するのにも使えそうです。
こちらも体験セット(アースカラー)にも入っているインクです。
 
BG49
Duck Blue
ダック・ブルー

カモの羽を表現した鮮やかなブルーグリーンです。
上品な深い色味で、ブラウン系統とも相性が良いです。

BG23
Coral Sea
コーラル・シー

サンゴの群生をイメージした淡く明るいインクカラーです。
今回の作品ではインクを4色使用しているのですが、濃いめのカラーが多いので抜け感を出すためにBG23を入れました。

作品①

大阪アルコールインクアート教室Pulcherest(プルケレスト)大阪アルコールインクアート教室Pulcherest(プルケレスト)

こちらの作品はBG49とW-5を中心に使用しています。
ラインを多く出したかったので、アルコールを多めに使用。

描きたい部分にアルコールを伸ばし、その後にインクをのせてヒーターを使いました。
ラインはドライヤーの熱で生まれるものが多いので、描いている際に乾かないようアルコールはたっぷり使用することをおすすめします。
BG49単体の色よりも深みを出したかったので、BG49を出した上からW-5を重ねてインクをミックスして描いています。

E09とBG23は、隙間を埋めるようにポイントで使用しました。

作品②

大阪アルコールインクアート教室Pulcherest(プルケレスト)大阪アルコールインクアート教室Pulcherest(プルケレスト)

こちらの作品は作品①よりもE09が少し多めですが、同様のメインカラーを使用しています。
ブラウン色と柔らかさを出したかったので、W-5を出した上からBG49を重ねてインクをミックスして描きました。
(作品①と逆のインクの落とし方をしています。)

また、インク量もすこし控えめで描いています。

どちらも同じインクを使用していますが、使用する量やインクを落とす順番と使い方で作品のイメージが変化します。

アルコールインクアートの楽しみは【色の混じりあい】
様々なインクを用紙の上でブレンドして、その時に生まれるアートは一期一会です。

全く同じ作品が生まれない魅力は本当に楽しいですよ(*^-^*)
皆様もぜひ体験してみてください♪

最後までご覧いただきありがとうございました(*^-^*)

※ギャラリーの作品はショップに出していないものもあります。
ご購入ご希望の方は【お問い合わせ】から【ギャラリーの番号】を記載の上ご連絡ください。
 
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YUKO

YUKO

ご訪問ありがとうございます。 アルコールインクアーティストのyukoです。 【何か没頭できる好きなことを見つけたい】 30代に入り、仕事、人生、自分自身にも迷走している時に出会ったのがアルコールインクアートでした。 アート経験は全くなかったのですが、美しさに衝撃を受けてレッスンを受講しました。 絵心がなくても綺麗なアートができる喜び、この感動を皆さんにお伝えしたいと思ったのが教室スタートのきっかけの一つです。 【アルコールインクアートとは】 アルコールベースの油性インクを無水エタノールなどで伸ばし、色の重なり合いや広がりを楽しむアートです。 仕上がりの正解がなく、自由に描くことがでるのも魅力の1つです。

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