アルコールインクアートを描く際の黄金バランス

アルコールインクアートを描くときに、バランスが難しいと感じた事はありませんか? もともとアートやデザインに近い方は、バランス感覚や知識を持ち合わせているかもしれません。ただ、私はもともと絵心もなくアートとは無縁だったので、絵のバランスなど考えたことが無かったです。 そんな時にバランスについて自分なりに調べ、アルコールインクアートの描くときの参考にした内容をまとめています。

描くときのバランスが難しいのはなぜ

アルコールインクアートの描き方は様々で、用紙全面に描くものや白地を残して描くアートもあります。 フラワーをテーマに描くこともありますが、ほとんどが抽象画です。 『用紙全面にアートするとバランスがキレイだけど、白地を残すとバランスがいまいちだな』と思ったことはありませんか? 人や物を描くときと違って抽象画はカラーもバランスも自由ですが、だからこそ思い通りにならないことがあります。 感覚で描けるセンスの良い方もいますが、はじめはなかなかバランスを掴むのが難しいです。

人が美しいと思うバランスを掴む

自由に描けるアルコールインクアートですが、せっかくなら『バランス良くて美しいね!』と思える作品を作りたいですよね。 人には、美しいと思うバランスあります。 そのバランスを意識してデザインをおこなえば、誰でもセンスのいいアートに近づけることができます。 (もちろん、そんなバランスは無視して、自由に描くのも楽しさの1つです)

黄金比

みなさん『黄金比』という言葉を一度は耳にしたことがあると思います。 メイクをされる方ならお顔の黄金比、スタイルを気にされる方なら体の黄金比なども良く聞く言葉ですが、デザインにもその『黄金比』が存在します。 古代ギリシャから古く続く、人間が美しいと感じる比率として用いられていて、デザインに取り入れればバランス良く、整った見た目に仕上がります。

具体的なバランス例

黄金比画像

参照元:Wikipedia

参考にのせましたが、専門的過ぎて何を言っているかよくわかりませんね。 (私は意味不明でした) そこでこちらです。

参考画像

黄金比参考画像 黄金比に元図いて描かれたものです。 全体の大枠を用紙だと思っていただいて、渦巻の部分にアートをするイメージです。 (アップルのロゴや製品のデザインもすべてこちらの黄金比で作られているそうです。信頼性ありますね。)
作品例
黄金比をイメージしたアート こちらが当てはめて描いたイメージです。 1つのお花を描いていますが、小さなお花で敷き詰めても美しい印象になりそうです。 ただ、アルコールインクアートの全てをこの形にするわけにはいかないので 白地とカラーの配分のバランスの感覚をつかむことが大切だと思います。 下の画像は、白地の残す分量を意識して描いた作品です。 黄金比の形に合わせなくても、白いスペースがそれに近づく配分になっていればバランスが良く見えます。 黄金比の白と色の配分例画像 ※上の画像2つは白地を残していますが、用紙全面にアートをするときも色の濃淡バランスを当てはめて考えていただくとバランスよく仕上がります。

まとめ

アルコールインクアートを描く際に、バランスが難しいと考えている方は黄金比の意識をしてみるのはいかがでしょうか。 また、描く前に下書きをするのも一つの方法だと思います。 下書きする際は、用紙に直接描いてしまうと跡が残ったりしてしまみます。 そんな時は、トレーシングペーパー(薄紙)などに下書きして透かしてイメージするのがおすすめです。 (トレーシングペーパーはお値段も手ごろですし、アルコールインクアート以外でもいろんな用途に使用できます♪)
ただ、アルコールインクアートは『思いのままに自由に描く』という楽しさがあるので 何も考えずに描くと良い結果が生まれることも沢山あります。 どちらにせよ、感覚をつかめるように練習あるのみです! 私も思い描くアートを具現化できるように日々練習を楽しみます♪
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YUKO

YUKO

ご訪問ありがとうございます。 アルコールインクアーティストのyukoです。 【何か没頭できる好きなことを見つけたい】 30代に入り、仕事、人生、自分自身にも迷走している時に出会ったのがアルコールインクアートでした。 アート経験は全くなかったのですが、美しさに衝撃を受けてレッスンを受講しました。 絵心がなくても綺麗なアートができる喜び、この感動を皆さんにお伝えしたいと思ったのが教室スタートのきっかけの一つです。 【アルコールインクアートとは】 アルコールベースの油性インクを無水エタノールなどで伸ばし、色の重なり合いや広がりを楽しむアートです。 仕上がりの正解がなく、自由に描くことがでるのも魅力の1つです。

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